都市建築の最前線で
躍動する東京支店

東京支店が開業したのは、2015年。まだ小規模ですが、受注するプロジェクトも年々大がかりになって、社員も増えつつある今が成長期です。社会の風潮やトレンドに敏感な唯一無二の提案施工に携わりながら、会社が大きくなっていくエキサイティングな臨場感を体感できることも東京支店の魅力です。

• KOHホーリーランド表参道（オフィスビル）
• SJ 恵比寿（オフィスビル）
• Luce Solare元代々木（アパート・マンション）
• CAVANA⁺YOTSUYA
（アパート・マンション）

INTERVIEW

［東京支店社員インタビュー］都会の真ん中で
活躍の場を広げていく
充実感。和田組東京支店 工事部 S

和田組東京支店 工事部 S

Sさんが工事監督を務めた防音機能付きの低層マンション。スタイリッシュなデザイナーズ物件の設計施工は、東京支店の得意とするところ。

大卒で建築現場へ。想定外だった
楽しさとやり甲斐、人の優しさ。

大学は建築学科でしたが、建築業界にはあまり良い印象がなくて、卒業したら公務員になるつもりだったんです。でも一応、民間も考えてみようと就活時期にリクルートエージェントに登録したら、和田組を紹介されました。するとしばらくして、大分本社から電話があって、「野球チームがあるから試合をしに来ないか？」と誘われたんです（笑）。高校野球でピッチャーをしていましたし、面白い会社だなぁと思って参加してみたら、社員の皆さんが気さくで和気藹々と楽しくて。職務内容がどうこうよりも、感じるものがあったので入社を決めました。

最初の10か月は大分で、配属された現場が「アマネク別府ゆらり」。別府観光の新たなシンボルともなっている、14階建てのリゾートホテルです。未経験でいきなり!？とも思いましたが、真っ白な状態で大きな現場に入ったことで、自分の中に揺るがない土台ができたような気がします。和田組は先輩や職人さんたちのサポートが手厚いので、分からないことは何でも気軽に聞けます。だから、仕事で悩むことはないですね。その後、東京に配属されて、３年目から現場監督をしています。東京の現場は厳しいイメージがあるかもしれませんが、和田組はお施主さんとの関係も良くて、飲み会に呼んでもらったり。良い環境でやらせてもらえて、ありがたいと思っています。

１階はメゾネットタイプで地下に防音室。施工で行う吸音テストなど、特徴的な物件ほど職務経験は多岐に広がる。アトリエルームの壁はすぐに張り替え可能なOSB合板で、床はフロアタイル。居室とアトリエを隔てる開放的なインナーバルコニーには、絵筆の洗い場もついている。

建築業界の先端にいながら
未来が拓いていくリアリティ。

このマンションは監督としては２棟目。近くに芸術大学があるので、美術や音楽を学ぶ学生さん向けに、ピアノが置ける防音室や絵を描くためのアトリエ付きの部屋がある特別仕様になっています。最近はYouTubeなどの配信系のお仕事をされている人が増えているので、防音マンションの需要が多いんですよ。こういう特徴的なデザイナーズ物件は付加価値が高く、やり甲斐があって実績にもなります。大規模プロジェクトではないけれど、社会の風潮やトレンドに敏感な唯一無二の提案施工に関われるのは、和田組東京支店の特権ともいえます。まだ小規模だからこそチャレンジングですし、受ける仕事も年々大きくなっていくワクワク感があります。

暮らす人の住みやすさを考えてやっていくことが、集合住宅の施工に携わるこれからの自分の課題です。窓一枚の配置やデザインにも意味があり、特に多様性が求められる都会では、ユニバーサルな施工の技術など、学ぶべきことが山ほどあります。図面通りに建てられるというだけでは一人前とはいえません。生活者目線で、設計デザインにも配慮できる現場担当にならなくては。小さなことや人の温もりを大事にする和田組の魅力とポテンシャルを東京でも幅広く発揮して、都市の暮らしをより良く変えていきたい。その充実感を共有できる若い仲間がたくさん増えるといいですね。