INTERVIEW

殻を破って見つけた
新しい私の生き方。

EPISODE 03

営業部 S
2019年入社 立命館アジア太平洋大学 国際経営学部卒

自分を見つめ直す
羽ばたく前の葛藤と覚悟。

大学で経営とマーケティングを学び、ご縁があって和田組に入りました。建設業界は女性が少数派だから、男社会で活躍できたら面白そうというくらいの軽い考えでした。でも、私には弱点があって。人見知りなんです。入社したての頃に、お客様にお茶を差し出す手が震えたことを覚えています。交渉の場で上司の横にいる時も、余計なことを言ってしまわないだろうか、相手を不安にさせてしまったらどうしようなどと、いろいろ考えてしまいます。誰かが発言してくれるなら黙っていようと思うくらい、初対面の人と話すことが苦手で。それでも潰れずにやってこれたのは、周りに見守っていてくれる人たちがいたからなんです。

東京に出ることも一度は考えました。でも、知らない土地に移住して仕事も慣れない状態はストレスフルだと思いましたし、地元が好きで、家族や友人たちとの繋がりを大事にしたかったから、大分に留まりました。家族や友人たちとの繋がりを大事にしたかったからです。新卒は一斉スタート。社会人経験は誰にもない、みんな未知数です。前に進もうとすれば、未熟な自分にも向き合うことになります。そういう時期に弱音を吐いたり、本音をさらけ出せる家族や友人たちがいると、潰れずにがんばれます。自分の弱点を認めることから始めて、気づけなかったことを指摘されたら、それも受け入れる。そうしてみんな、成長していくのだと思います。

学びも、経験も、無尽蔵。
終わりのない世界で。

和田組の先輩たちも心強い存在です。心配性だから、お取引先に伺う時には質問されそうな内容を予めノートに書き留めて出向くのですが、想定外の展開になるとその場で対応しきれないこともあります。そういう時は、社に持ち帰って経験豊富な先輩たちに助言を求めるのが得策。建設の仕事は扱う額が大きいので、判断を誤らないように、直属の上司や営業部長だけではなく、設計部長や工事部長にも良く相談します。それから、社長にも。百戦錬磨の社長はみんなに頼りにされているから、朝の社長室には相談待ちの列ができるんですよ。自分の中にない答えは探しても出こないし、できないことを貯め込んで落ち込む必要もない。ひとりで抱え過ぎないことも大事です。

建築は一つとして同じケースはありません。法改正は度々行われ、土地の面積や形状も様々。学びも、経験も終わりのない、手探り感覚の世界です。私たち営業はオーダーメイドのように、案件ごとにご要望をしっかりヒアリングしながらご提案をプランにして進めていくのですが、そこに設計が入って、工事部が加わると、和田組のチームになります。お客様と不動産屋さんと向かい合いながら、1つのことを白熱して議論している時間はワクワクします。億単位の事業が目の前でどんどん形になっていく過程は楽しくて、アドレナリンが出てる!って思うほど。チームのために!と思えば、コンペでプレゼンすることも苦じゃない。ずっと続けられる仕事を見つけた、毎日がエキサイティングです。