特別
対談

街の未来に輝け!羽ばたけ!建築女子!

和田組は大分県内の建設業としてはいち早く、女性のキャリア採用枠を広げました。最前線で活躍する設計部長と若手社員たちが新時代を拓いていくウーマンパワーの可能性とビジョンを語ります。

  • アミ設計部 アミ
  • リリー営業部 リリー
  • モモ設計部 モモ

O部長設計部 O部長

4人に1人が女性の和田組は
ジェンダレス・ゼネコン。

アミ:建設業界は女性採用の枠が少ないよね。現場の工事担当は少し増えてきたかもしれないけど、設計の女性求人は、ほぼ皆無。

モモ:工業高校でも女子生徒はマイノリティーだったし。私は「どうしても設計に入りたい」って先生に相談したら、和田組の求人情報を教えてくれたの。ラッキーだったと思う。

リリー:女性の営業も、別府や大分市周辺ではかなりレアな存在。和田組は経理や総務を含めると、4人にひとりが女性だけれど、大手ゼネコンさんでもそんな会社はないから、「和田組さんは女性が多いですよね」ってよく言われるよ。

アミ:一般企業では普通のことなのに。それだけ建設業は遅れているってことだよね。

モモ:部長はそもそもどうして建設業界に入ろうと思ったんですか?

O部長:恥ずかしいんだけど……田村正和さんが建築士役のドラマの影響(笑)。建物が好きだったし、デザインにも興味があったから。でも、親は大反対。当時の建設現場はかなり荒っぽかったからね。

アミ:その荒波を乗り越えて、私たちの道を切り拓いてくださったんですね。

O部長:当時は職人さんたちに「おねぇちゃん」呼ばわりされても気にもならない、そういう時代だったの。でも、和田組は昔から女性に優しいところがあったわね。質問すれば何でも答えてくれるような大らかな雰囲気があって。男社会だからこそ、女性ががんばっていれば目に留まるし、辞めたくない、続けたいという思いが強かったから。荒波とは思っていなかったわよ。

アミ:強い〜!肝が据わってる〜!

若いから、女性だから、
成長しかない強気のやる気。

O部長:それでも、あなたたちが入ってきた時はうれしかったわ。会社の雰囲気がパッと華やかになったし、女性に限らず、若い子たちと同じ目線で話せる毎日が楽しいの。みんなが何を考えているのか知りたいし、私自身もアップデートし続けたいから。会話から得られるヒントも多いのよ。

モモ:部長はいつも忙しいのに、どんなことでも親身に対応してくれますよね。特に設計やデザインは日々知識が増えていく中では、何を選択すべきか、迷いが生じがち。判断する際の考え方まで教えていただけるのは本当に助かります。

O部長:下の子たちに指令するだけの押しつけからは、何も生まれないでしょう? みんながそれぞれ自主的に考えて、良いアイデアが出てくることが大事。和田組の先輩たちは、失敗してもいいからやってみろって思っているのよ。失敗しないと成長しないもの。そうでしょ?

アミ:確かにします、失敗だらけです(笑)。その度にフォローしてもらえるので、若手はみんな安心して全力で挑戦できます。それで最近、欲が出てきました。もっといろいろ建ててみたい!という欲が。

モモ:それって成長してるってことだよね! 最初の頃は、欲が何かも分からなかったんだから。

リリー:和田組は営業や設計も1年目から現場に入るし、工事部は3年経つ頃には現場監督デビューする。右も左も分からない状態で最前線に立たされる経験から得るものは、すごく大きいよね。

アミ:若手が主役になれるのが和田組。性差キャリア関係なく、部署の垣根を越えて意見しやすい環境だから、自分から率先して発言できる。挑戦できて、権限までもらえる!

リリー:やってなんぼ!の社風だよね。

モモ:自ら動くと、やり甲斐が何倍にもなるよね。逆に自分の未熟さも痛感することになるけれど。

リリー:それで悔しいスイッチが入るから、覚えるのも早いんだと思う。見て覚えるのと、やって覚えるのとでは、深度が全然違うよ。

モモ:老朽化した県営明野住宅の建替事業は、まさにそう。9階建て5棟300個を新設するために数十億単位の予算が動く6年がかりのプロジェクトだから、適応する法律や届け出の書類制作も膨大。専門用語のオンパレードだけど、得た知識と経験は間違いなく役に立つと思う。

リリー:入札で勝ち取れたのはうれしかったねぇ〜! プレゼンコンペでは生活者目線で間取りやデザインを考えて、高齢者への気配りも。私たち女性の強みが活かせたように思う。モモが作成した提案書も伝えるべきポイントが端的かつ的確で、コピーが分かりやすく整えられていたから、審査する方々の心に響いたのかも。

モモ:リリーのプレゼンも完璧だったよ。華やかでキリっとしてて。できる女性って感じで!

アミ:伝える能力は、女性の方が男性より一枚上手じゃない? 常に相手のことを考えて、その場の雰囲気や状況にアジャストするから。争わないで、その場を丸く収めるのも得意だし。

モモ:それはそうかもね。男が女が、ということじゃないにしても、持てる能力を最大限発揮できる環境があるかどうかが、キャリアアップの鍵になるんじゃないかな。

仕事もプライベートも、
めいっぱい満喫、男女平等!

リリー:自分の能力がどこまで伸びるか、どこまでいけるかを突き詰めてみたいよね。男だらけの、この業界で。でも最近、同業他社さんとの他愛のない会話の流れで「結婚しても辞めないよね?」って言われたの。

アミ:そんな予定ないのに、どういうこと?

モモ:今どき仕事か結婚かの二者択一はないよね。

アミ:O部長の時代はどうたったんですか?

O部長:ひと昔前は、建設業界では結婚しても仕事を続ける私みたいな女性は珍しかったから。寿退社が当たり前だったのよ。腰掛け感覚で就職する女性も多かったし。

3人:ありえな〜いっ!!!

リリー:和田組は結婚・出産もキャリアに一切差し支えなし!

モモ:産休も当たり前だし、男性も育児休暇が取れるよね。私も仮に結婚して子どもができたとしても、辞める気はないな。

リリー:当然だよ。結婚や出産がすべてじゃないけど、プライベートの幸せは大事だし、仕事だってずっと続けたい。キャリアアップの権利とチャンスは、みんなに等しく! 和田組は男女平等!

アミ:休みも増えるよね。土日と、祝日も休みになるから年間120日以上! ほんと、ありがたい〜!和田組、大好き〜!

リリー:ちなみに私、去年はゴールデンウィークが2回あったの。

モモ:どういうこと?

リリー:みんなと同じ5日間のゴールデンウィークを満喫して、その2週間後に土日に有給2日つけて、4日間休んで旅行に行きました〜!

アミ:やるなぁ〜。でも、ちゃんと実績を上げていれば、和田組は誰も気にしないよね。

リリー:他社さんは休みづらいところもあるみたい。上司より早く帰れないとか。

モモ:私たちはさっさと帰るね〜!5時ダッシュも普通だね〜(笑)。

アミ:お休みがたっぷりあって、若手が多くて、仕事が楽しくて、オフィスもきれい。和田組、最高〜〜〜!

愛する街をより良く美しく!
弾けろ、ウーマンパワー!

O部長:で、その最高な会社であなたたちは何を目指しているの?

リリー:右に出る者なしのスーパー営業ウーマンになる!和田組の名を世の中にとどろかせる!

モモ:「この建物、どこが建てたの?」って噂になるようなプロジェクトを主導する!

リリー:有名建築みたいに!

アミ:良い意味で和田組ブランドを壊していけるといいよね。いつの時代もより良く、新しく、たくさんの人に愛され続けるように。

リリー:和田組はやりたい気持ちを叶えてくれる会社だから!

O部長:期待してるわよ。

3人:はぁ〜い!未来は任せてくださ〜〜〜い!